1、なぜヘアスタイル選びが難しいのか?

・髪型を考える=料理を考える?

パスタを茹でてソースを合わせて、お皿に盛りつける。
生地をコネて、チーズやお肉、野菜などをトッピングして窯で焼き上げたものを、コロコロ回る刃のついたもので豪快にカットする。

もし、あなたが上記のような料理をメインにして、これからレストランをオープンするとしたら、どんなお店をつくりますか?

→おそらくイタリヤ料理店が思い浮かびませんか?

料理を考えて、盛り付けるお皿だけでなく、レストランというスケールで考えた時に、想像力の豊かなあなたは、おそらく店内の雰囲気まで想像したのではないでしょうか?
入り口から席に着くまでの通路の雰囲気や、飾ってある小物やテーブルクロスのデザイン、椅子に至るまでイタリヤの空気を感じるようなコーディネートを・・・
もちろん、料理を盛りつけたお皿も、持ってきてくれる店員さんもイタリヤ料理店の雰囲気を壊さないように気をつけているはずです。そうあってほしいと思いますよね。

髪型も同じ
思い切ってバッサリ前下がりボブにカットすれば、その髪型にマッチするメイクやアクセサリーをチョイスするのが良いような気がしますよね。
さらに服装や靴、カバンに至るまでコーディネートすれば完璧です。そうなってくると、振る舞いまで変わってきたりして・・・

要するに髪型も同じで、トータルでコーディネートする時には、このイタリヤ料理店の考え方と全く同じなんです。

お家で料理をする時は、イタリヤ料理だけでなく和食に中華、インド料理に、フランス料理、ベトナム料理・・・など、食べ飽きないようにいろんなものを取り入れてみたり、栄養バランスのことを考えたりと、色々工夫されていると思います。
その中で、先程の例であげたイタリヤ料理店のような雰囲気を作るのに、一食のために食器やテーブルクロスは変えれても、室内の雰囲気までかえる事は、よっぽど特別な事がない限り日常生活の中では、難しいことでしょう。
普段から、豆腐も食べるし、パンも食べるし、餃子も、クラムチャウダーも、フィッシュアンドチップスも、ステーキも、豚汁も、色々なものを食べるのに、そのつど室内の雰囲気をいちいち料理に合わせていては、身が持ちませんよね。
髪型を選ぶ時に、気をつけていただきたいのは、ほぼほぼこれと同じ、
・今食べたい=今切りたい?になってしまうことです。
それがダメなわけではありません。「あなたにとってベストな髪型を考える」というテーマで見た時、この日常での献立を考えるということと、近い状態になってしまっていないかということですね。
髪型は料理と違って、毎日切ることができません。いくら髪が伸びるとはいえ、毎日切れば相当短くなってしまいますよね。
ですから、 料理を作ってからその料理に合う雰囲気に合わせていくのではなく、雰囲気やテーマ、タイプを見つけてから、その方向性に合わせた料理を考えるということです。
料理を作る=”イタリヤ料理店タイプ”という方向性に合わせた料理をつくる
といった視点で考えると、うまくいきます。
同じように、髪型を考える時も、先に髪型を考えるのではなく、あなた自身のタイプとは何かを見つけてから、その方向性に合わせた髪型を考えることで、「あなたにとってベストな髪型を考える」というテーマの答えが見つかるでしょう。

料理を作る=”イタリヤ料理店タイプ”の方向性に合う料理をつくる
髪型を考える=”あなた自身のタイプ”の方向性に合う髪型を考える

◎髪型を決める前に”あなたのタイプ”を見つけておく

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